ただ、レースは非常に難しい。
過去5年を見ても、1番人気の勝利はゴールドシップのみ。
馬券内という観点でも、1番人気だったドゥラメンテ・ジェンティルドンナがそれぞれ2着・3着に敗れたり、キタサンブラック・ゴールドシップ(6歳時)が着外になっている。
過去5年を見ても、1番人気の勝利はゴールドシップのみ。
馬券内という観点でも、1番人気だったドゥラメンテ・ジェンティルドンナがそれぞれ2着・3着に敗れたり、キタサンブラック・ゴールドシップ(6歳時)が着外になっている。
今年もある程度のメンバーは揃ったが、スワーヴリチャード・アルアイン・シュヴァルグラン・ペルシアンナイトら、有力馬の何頭かが不在。
各々の力差がそれほど無く、難解だ。
各々の力差がそれほど無く、難解だ。
また、安田記念でも書いたが、当レースは58K(牝馬は56K)を背負う。
G1等でこの斤量を背負う事は少ないので、経験は重要だ。
G1等でこの斤量を背負う事は少ないので、経験は重要だ。
最大のポイントは、馬場だろう。
先週までの阪神は高速馬場だったが、昨日の雨で、一気に重馬場・荒れ馬場となった。
一方、明日は以下のとおり晴れ。
今日は、昨日の雨の影響がどこまで残るか、、、、
当レースは毎年、スタミナ勝負となって中団~外からの差し比べとなり易い。
ただ、昨日の阪神芝レースは、逃げ・先行馬の好走が目立った。
重馬場となった10・11Rでも、勝った馬は、内を廻って先行していた。
例年の傾向に捉われすぎずに予想したい。
1番ステファノス
牡7/鹿 58K 岩田
父ディープインパクト
母ココシュニック(クロフネ)
27戦4勝 [4-6-4-13]
牡7/鹿 58K 岩田
父ディープインパクト
母ココシュニック(クロフネ)
27戦4勝 [4-6-4-13]
前走の新潟大賞典は11着(0.6差)だが、休み明けだから仕方なし。
阪神内回りコースでは、昨年の大阪杯で2着がある。
一叩きしてここが目標だろうから、侮れない。
荒れ馬場での最内枠はマイナスだが、58Kを背負い慣れているのはプラス。
阪神内回りコースでは、昨年の大阪杯で2着がある。
一叩きしてここが目標だろうから、侮れない。
荒れ馬場での最内枠はマイナスだが、58Kを背負い慣れているのはプラス。
2番ノーブルマーズ
牡5/栗 58K 高倉
父ジャングルポケット
母アイアンドユー(Silver Hawk)
28戦5勝 [5-6-7-10]
近走2戦続けて2着。
先行出来るのは良いし、この距離での早い持ち時計も有るが、流石に相手が強そう。
また、休みなく使われ続けており、余力があるかどうか。
先行出来るのは良いし、この距離での早い持ち時計も有るが、流石に相手が強そう。
また、休みなく使われ続けており、余力があるかどうか。
3番サトノダイヤモンド
牡5/鹿 58K ルメール
父ディープインパクト
母マルペンサ(Orpen)
14戦7勝 [7-1-3-3]
この馬も、昨年の天皇賞・春以降、パッとせず。成長力に疑問が残る。
ルメールが騎乗するのは良いが、ピークが過ぎたのでは。
ルメールが騎乗するのは良いが、ピークが過ぎたのでは。
4番ミッキーロケット
牡5/鹿 58K 和田
父キングカメハメハ
母マネーキャントバイミーラヴ(Pivotal)
21戦4勝 [4-6-0-11]
牡5/鹿 58K 和田
父キングカメハメハ
母マネーキャントバイミーラヴ(Pivotal)
21戦4勝 [4-6-0-11]
昨年の当レースで6着(0.9差)。
それを含めて、すっかり善戦マンとなっている。
大敗はしないが、上位に食い込むのも困難では。
それを含めて、すっかり善戦マンとなっている。
大敗はしないが、上位に食い込むのも困難では。
5番ストロングタイタン
牡5/鹿 58K 川田
父Regal Ransom
母タイタンクイーン(Tiznow)
16戦6勝 [6-3-0-7]
牡5/鹿 58K 川田
父Regal Ransom
母タイタンクイーン(Tiznow)
16戦6勝 [6-3-0-7]
前走の鳴尾記念を好時計勝ち。
しかも、当レースと同じ阪神内回りコースにてインを上手く立ち回っての勝利と、一回り成長した勝ち方だった。
重馬場でも実績が有るので、安心だ。
初の58Kも、520K前後の馬格があるので大丈夫だろう。
しかも、当レースと同じ阪神内回りコースにてインを上手く立ち回っての勝利と、一回り成長した勝ち方だった。
重馬場でも実績が有るので、安心だ。
初の58Kも、520K前後の馬格があるので大丈夫だろう。
6番アルバート
牡7/栗 58K 藤岡康
父アドマイヤドン
母フォルクローレ(ダンスインザダーク)
29戦9勝 [9-2-2-16]
長距離戦での実績は十分だが、中距離戦ではスピード負けしている。厳しい。
7番パフォーマプロミス
牡6/栗 58K 戸崎圭
父ステイゴールド
母アイルビーバウンド(タニノギムレット)
13戦6勝 [6-2-2-3]
前走の目黒記念は、休み明けだから仕方なし。
ステファノス同様、一叩きしてここが目標だろうから、侮れない。
藤原英厩舎は、2頭とも有望だ。
戸崎がゼーヴィントではなくこちらを選んだのにも注目。
ステファノス同様、一叩きしてここが目標だろうから、侮れない。
藤原英厩舎は、2頭とも有望だ。
戸崎がゼーヴィントではなくこちらを選んだのにも注目。
心配なのは、初の58K。450K前後の小柄な馬格が耐えられるかどうか。
あとは、Mデムーロが騎乗しないのはマイナス、、、、
あとは、Mデムーロが騎乗しないのはマイナス、、、、
8番ダンビュライト
牡4/黒鹿 58K 武豊
父ルーラーシップ
母タンザナイト(サンデーサイレンス)
13戦3勝 [3-1-3-6]
時計のかかるコースにて先行できれば、3・4走前のように好走する。
前走は初の香港遠征・前々走の大阪杯はスピード負けと、近走の敗因も明らか。
早い上がりの脚が無いので、先行して早めに前に並びたい。
前走は初の香港遠征・前々走の大阪杯はスピード負けと、近走の敗因も明らか。
早い上がりの脚が無いので、先行して早めに前に並びたい。
9番サトノクラウン
牡6/黒鹿 58K 石橋脩
父Marju
母ジョコンダII(Rossini)
18戦7勝 [7-1-1-9]
昨年の当レースの覇者。
鉄砲実績も有るし、状態が戻っていれば有力なのだが、Mデムーロが騎乗しないのはマイナスだし、昨年の天皇賞・秋以降パッとしないのは気になる。
鉄砲実績も有るし、状態が戻っていれば有力なのだが、Mデムーロが騎乗しないのはマイナスだし、昨年の天皇賞・秋以降パッとしないのは気になる。
10番ヴィブロス
牝5/青 56K 福永
父ディープインパクト
母ハルーワスウィート(Machiavellian)
13戦4勝 [4-4-0-5]
2年連続ドバイで好走しているとおり、力は充分。
後は、好走時のように、インを突きたい。
外を廻ると、3走前のエリザベス女王杯のように、かかって自滅する恐れが。
また、56Kでは、昨年の府中牝馬S以外で好走が無いのも気になる。
430K台の小柄な牝馬なので、、、、
後は、好走時のように、インを突きたい。
外を廻ると、3走前のエリザベス女王杯のように、かかって自滅する恐れが。
また、56Kでは、昨年の府中牝馬S以外で好走が無いのも気になる。
430K台の小柄な牝馬なので、、、、
11番サイモンラムセス
牡8/鹿 58K 小牧
父ブラックタイド
母コパノマルコリーニ(マヤノトップガン)
57戦5勝 [5-13-11-28]
牡8/鹿 58K 小牧
父ブラックタイド
母コパノマルコリーニ(マヤノトップガン)
57戦5勝 [5-13-11-28]
逃げて連勝しているが、少頭数だったり軽ハンデだったり大逃げが叶ったからでは。
流石にG1では厳しいだろう。
流石にG1では厳しいだろう。
12番タツゴウゲキ
牡6/鹿 58K 秋山
父マーベラスサンデー
母ニシノプルメリア(シングスピール)
19戦5勝 [5-1-2-11]
昨年のサマー2000チャンピオンだが、その後は長期休養へ。
前走の鳴尾記念で久々に復帰したが、見所なく大敗し、厳しい。
前走の鳴尾記念で久々に復帰したが、見所なく大敗し、厳しい。
13番ワーザー
セ7/鹿 58K ボウマン
父Tavistock
母Bagalollies(Zabeel)
17戦6勝 [6-4-3-4]
現在の香港で、中距離ナンバーワンの実力を持つ。
前走は1600で度外視できるし、体調が整っていれば通用する力は有る。
58Kも背負い慣れており、問題なし。馬場悪化も歓迎だろう。
ただ、調教後の時点で、前走からの馬体重約-20Kでは状態に不安。
前走は1600で度外視できるし、体調が整っていれば通用する力は有る。
58Kも背負い慣れており、問題なし。馬場悪化も歓迎だろう。
ただ、調教後の時点で、前走からの馬体重約-20Kでは状態に不安。
14番スマートレイアー
牝8/芦 56K 松山
父ディープインパクト
母スノースタイル(ホワイトマズル)
31戦9勝 [9-5-2-15]
ここ3戦、牡馬混合G1で僅差の競馬が続いている。
56Kも背負い慣れているし、一発があってもおかしくない。
56Kも背負い慣れているし、一発があってもおかしくない。
15番ゼーヴィント
牡5/鹿 58K 池添
父ディープインパクト
母シルキーラグーン(ブライアンズタイム)
12戦4勝 [4-3-1-4]
今年2戦は共に6着だが、着差はどちらも僅か。
それまでは、8戦連続で馬券内に来ている通り、力は有る。
右回りになるのも距離短縮もプラスだろうから、後は初の関西遠征で状態がどうかだけ。
初の58Kも、490K前後の馬格があるので大丈夫だろうし、前走の目黒記念で57.5Kを背負ったのが良いリハーサルになりそうだ。
ディープインパクト産駒だが、早い上がりの脚が無いので、タフな馬場でも大丈夫だろう。
ちなみに当レースでは8枠の馬がよく馬券に絡んでおり、過去5年で馬券内に来た15頭のうち、6頭もの馬が8枠だった。
毎年1頭は8枠の馬が馬券内に来ている。
雨の影響+最終週ということで、インが伸びず外を通る馬が有利になるからだろう。
今年はこの馬が来るか、それともキセキか、、、、
16番キセキ
牡4/黒鹿 58K Mデムーロ
父ルーラーシップ
母ブリッツフィナーレ(ディープインパクト)
10戦4勝 [4-1-2-3]
牡4/黒鹿 58K Mデムーロ
父ルーラーシップ
母ブリッツフィナーレ(ディープインパクト)
10戦4勝 [4-1-2-3]
超不良馬場の菊花賞はさておき、それ以前では直線の長い中京・新潟で、後方からジックリ溜めて末脚を活かして好走してきた。
その乗り方では、阪神内回りを使用する当レースでは厳しそう。
更に大外枠で、壁を作れずにかかる可能性も出てきた。
Mデムーロ騎乗で捲ってくると怖いが、、、、
その乗り方では、阪神内回りを使用する当レースでは厳しそう。
更に大外枠で、壁を作れずにかかる可能性も出てきた。
Mデムーロ騎乗で捲ってくると怖いが、、、、
【最終結論】
◎はパフォーマプロミス。
リーディングトップの藤原英厩舎が叩き2戦目で仕上げて来た。
父のステイゴールドは、当レースと相性が良い(ゴールドシップ・オルフェーヴル・ナカヤマフェスタ)し、「藤原英+戸崎」のコンビは、今年の皐月賞を勝ったエポカドーロと一緒。
勝負度合いの高さを買った!!
リーディングトップの藤原英厩舎が叩き2戦目で仕上げて来た。
父のステイゴールドは、当レースと相性が良い(ゴールドシップ・オルフェーヴル・ナカヤマフェスタ)し、「藤原英+戸崎」のコンビは、今年の皐月賞を勝ったエポカドーロと一緒。
勝負度合いの高さを買った!!
▲はゼーヴィント。
状態は気になるが、上記のとおり、タフな馬場を得意とするディープインパクト産駒。
雨の影響があればあるほど良さそうだし、前走も直線で不利があった。
スムーズに外から差せれば、一発が有りそう。
〇はキセキ。
大外枠で乗り方が難しそうだが、そういう時でも好走してしまうのが、Mデムーロ。
押さえておくべきだ。
以下、藤原英厩舎のもう一本の矢のステファノス、池江厩舎からはこちらのほうが有望と思われるストロングタイタン、昨年の当レースの覇者のサトノクラウン、僅差のレースを続けているのに人気の無いスマートレイアーを抑える。
◎パフォーマプロミス
▲ゼーヴィント
〇キセキ
△ステファノス
△ストロングタイタン
△サトノクラウン
△スマートレイアー
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