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【レース展望】
今日はジャパンカップを予想する。
過去5年の結果を振り返ると、まず牝馬の強さが目立つ。過去5年で3勝だ。今年の牝馬はソウルスターリング1頭のみ。人気が被っているのも納得。
そして、昨今の東京2400は、立ち回り力が非常に重要だ。内枠・先行する馬が有利。特に明日は、今年最後の府中開催という事で、造園課の皆様が気合を入れて内有利の馬場にしてきそう。土曜の結果を見ても高速馬場で内有利だったし、馬番二桁の馬はそれだけで不利だ。


展開だが、キタサンブラックの単騎逃げでスロー濃厚。ただ、昨年はキタサンブラックが楽に逃げられたが、今年はそう易々と逃げさせてもらえないだろう。内外からキタサンブラックをマークして進み、残り1000~800からロングスパート合戦になりそうだ。



【出走全馬ワンポイント評価】
1番シュヴァルグラン
前走の京都大賞典は、「出遅れ→捲って脚を無す」という厳しい内容。それでも3着に踏みとどまっているのは力があるから。今回は絶好の枠を引いて、オーストラリアの名手ボウマンを確保。巻き返しの準備は整った。道悪の天皇賞・秋をスキップして消耗を防ぐことができたのも良し。


2番レイデオロ
神戸新聞杯を圧勝し、勇躍ここへ。好枠から位置を取り、キタサンブラックにプレッシャーをかけることができるし、インを突く事も出来そう。
この馬も道悪の天皇賞・秋をスキップして消耗を防ぐことができている。


3番ギニョール
先行タイプの馬だが、キタサンブラックにハナを叩かれそうだし、普通にスピード負けしそう。


4番キタサンブラック
前走の天皇賞・秋の勝利で、現役最強馬である事を改めて示した。ここもハナを切れそうだし、自分のペースで進められれば連覇は十分有り得る。
不安点としては、見えない疲れが無いか。また、前走スタートで出遅れた事が再発しないか。。。。


5番サウンズオブアース
前走の京都大賞典は、流れに乗れず大敗。逆に言えば、競馬を全然していないので余力が有るとも言える。昨年2着の実績を忘れてはいけない。道悪の天皇賞・秋をスキップできたし、テン乗りの田辺が好枠を活かして一発を狙っているだろう。


6番イキートス
昨年、人気薄だったが0.6差7着。今年も内を突けばそれなりに伸びてきそう。


7番ディサイファ
前走の天皇賞・秋の7着は、得意の道悪によるもの。良馬場では厳しい。


8番ソウルスターリング
前走の天皇賞・秋は、外を回しながら6着に健闘。冒頭の通り、牝馬が有利なこのレース。唯一の牝馬であり、注目だ。


9番レインボーライン
前走の天皇賞・秋の3着がフロック視されているが、昨年の当レースでも上がり最速で6着に来ており、力は有る。後は岩田がイン突きをやってくれれば、再度の馬券内も有り得る。


10番ブームタイム
2走前のコーフィールドCは、52Kの恵量を活かしたもの。今回は厳しい。


11番マカヒキ
前走の天皇賞・秋で5着に健闘。ただ今回は外を回すと届かないだろうし、3歳時に日本ダービーを勝った時まで状態が戻っているかは微妙。


12番サトノクラウン
Mデムーロの10戦連続G1馬券内に加え、この馬自身も2戦続けてG1好走しており、人気必至。ただ、G1で馬場が渋っていたことが好走の要因だったし、3走前に良馬場だった大阪杯ではキレ負けしている。枠も外だし買いづらい。


13番シャケトラ
前走の大敗は、道悪・大外枠で参考外。ただ、今回もスローの展開を外から進めざるを得ないだろう。厳しいのでは。


14番アイダホ
名門オブライエン厩舎の馬にムーア騎乗、、、、だが、馬自身は力が足り無さそう。


15番ワンアンドオンリー
既に終わった馬。ここも厳しい。


16番ヤマカツエース
小回りの急坂コースでを一瞬の脚を使うのが得意。ここで凡走して、有馬記念で狙うのが正解では。


17番ラストインパクト
この馬も、もうG1では厳しいだろう。




【最終結論】
◎はシュヴァルグラン。鞍上が二転三転したが、名手ボウマンならば文句無し。加えて、好枠・叩き2戦目・消耗度少と、好条件が揃っている。キタサンブラックをガッチリマークし、直線抜け出してきそうだ。


▲はサウンズオブアース。この馬も余力が有りそうだし、好枠を活かして前に行き、粘れそうだ


〇はレイデオロ。前走後の疲れは気になるが、このレースまでは余力が有りそう。


以下、マイペースで逃げれれば連覇も有り得るキタサンブラック唯一の牝馬は怖いソウルスターリングMデムーロが乗るサトノクラウン、イン突きが成功すれば浮上しそうなレインボーラインを抑える。


◎シュヴァルグラン
▲サウンズオブアース
〇レイデオロ
△キタサンブラック
△ソウルスターリング
△サトノクラウン
△レインボーライン