【レース分析】
ゲートが開き、先行争い。
ソレナ・ホウオウトゥルースらが出遅れる。


先行争いは、ライトウォーリア・マーブルロック・レヴォントゥレットの３頭が前に行った。
中でも、ライトウォーリアがハナを強引に主張。
マーブルロックは早めに引き、レヴォントゥレットも外の番手を選択。
その後ろにキングズソードとフォーエバーヤングが続く。
その後は大きく開いてホウオウトゥルース以下。
１コーナー前までに馬群が縦長となった。


１～２コーナーで、ライトウォーリアが２馬身差の逃げ。
番手にレヴォントゥレット、３番手にマーブルロック。
直後にキングズソードとフォーエバーヤング。
以下、ホウオウトゥルースらで、隊列は非常に縦長。
ただ３コーナー前でマーブルロックが脱落し、番手に３頭が固まる。


３～４コーナーで、ライトウォーリアがまだ逃げている。
番手が、インからレヴォントゥレット・外からフォーエバーヤング。
キングズソードは４番手に後退。
その後ろにはホウオウトゥルースが上がった。
４コーナー出口では、レヴォントゥレットとフォーエバーヤングが併せ馬の形でライトウォーリアを抜き去り、叩き合いとなる。


直線、残り200を切ってフォーエバーヤングが堂々と先頭に立つ。
レヴォントゥレットも懸命に粘る。
その後ろは、キングズソードをホウオウトゥルースが交わし、更に前へ迫る。


フォーエバーヤングは後続との差を広げて、１着でゴール。
際どい２着争いは、レヴォントゥレットがホウオウトゥルースの猛追を抑えた。


【上位馬・印上位馬 短評】
１着：◎フォーエバーヤング
この日の馬体重は、デビュー時から+26K。
成長分もあっただろうし、休み明けの分も有ったと思われる。
スタート後は、先行した３頭を外から追走。
終始揉まれることなく進めて、３コーナー前から徐々に進出。
直線入り口では同厩舎のレヴォントゥレットとの叩き合いとなったがアッサリ交わし、最後は２馬身半差の完勝。
単勝1.1倍の支持に、しっかり応えた。



２着：▲レヴォントゥレット
スタート後、ハナを奪う勢いだったが、内のライトウォーリアを行かせての番手を選択。
ペースが速い中で３コーナー過ぎから手が動いたが、直線でフォーエバーヤングに交わされた後も良く粘っていた。
正直言って相手が強く、かつ同厩舎だったからレースがしづらい点もあっただろう。
今回は良い経験になったのでは。



３着：ホウオウトゥルース
スタート後、中団をポツンと揉まれずに追走。
ペースが早くて失速するJRA勢が出た中、際どい２着争いまで詰め寄った。
年齢を考えると立派だし、さすがサウンドトゥルーらの弟。
高齢になってもその末脚は健在だった。