こちらから、ブログ更新通知をメールで受け取ることができます!



ようやく改装工事が終了。
バタバタして見苦しい点が多々あったかと思いますが、本当にすみませんでした。
今月は予想を沢山掲載予定ですので、一層、予想に集中します!!


【レース展望】
今日はスプリンターズSを予想する。
今年は非常に混戦で、悩ましいメンバーだ。

その原因だが、巷で沢山言われているとおり、今の短距離界は主役が不在な状態。
今年の短距離(1000~1200)重賞結果を見ると、

シルクロードS:ダンスディレクター
オーシャンS:メラグラーナ(重賞初勝利
高松宮記念:セイウンコウセイ(重賞初勝利
函館スプリントS:ジューヌエコール(短距離の重賞初勝利
CBC賞:シャイニングレイ(短距離の重賞初勝利
アイビスサマーダッシュ:ラインミーティア(重賞初勝利) 
北九州記念:ダイアナヘイロー(重賞初勝利
キーンランドC:エポワス(重賞初勝利
セントウルS:ファインニードル(重賞初勝利

と、重賞初勝利の馬ばかり。
オープンと条件戦との壁が低く、下級条件の馬でも、勢いや展開などで重賞を勝利できる状態と言える。

そして現在の中山芝は、インをうまく立ち回った馬が上位に来ている。外から一気に差すのは困難そうだ。


レース展開は、セイウンコウセイ・フィドゥーシア・ワンスインナムーン・ダイアナヘイローら、前に行きたい馬が内枠に固まった。
中山芝1200のコース形態を考えるとスタートから下り坂が続くため、前傾ラップにはなるだろう。ただ、前述の馬たちは徹底先行タイプではないし、位置さえ決まればペースも上がらないだろうから、激流にまではならないと考える。



【出走全馬ワンポイント評価】
1番スノードラゴン
9歳になってレース振りに衰えが見られる。ここも厳しい。


2番レッツゴードンキ
3走前の鮮やかな勝ち振りが、逆にスプリンターの資質の低さを示している感がある。
2走前のG1での2着は、道悪でスプリンターの資質があまり問われなかったのと、イン突きが嵌った感がある。昨年の当レースでは9着で、そこから成長した感は無く、厳しそう。


3番セイウンコウセイ
道悪が望ましいだろうけど、高速馬場でも前走のように強い競馬ができる。どんな条件でも先行して崩れなく走ることができているし、枠も良い。今回のメンバーでは一番軸にふさわしい。


4番フィドゥーシア
前走の敗戦で人気急落だが、2・3走前は厳しいペースを作って逃げる強い内容。今回も行く構えを見せればマイペースで逃げられそうなメンバー。枠も良いし非常に面白いのでは。


5番ラインミーティア
内枠を引けたので、前走のようにイン突きができそうだ。前走がフロック視されていて今回も人気無いが、うまく馬群を捌くことができれば一発有ってもおかしくない。


6番ワンスインナムーン
近走は、3走前を除くと安定して走っている。ペースに関係なく先行できるのが強みだ。また、2走続けて前傾ラップを押し切っているのも見逃せない。
冒頭の通り、最近は重賞の壁が低い為、重賞未勝利のこの馬がここでG1勝ちしてもおかしくない。石橋が拘って乗り続けているのも気になる。


7番ダイアナヘイロー
4連勝中の勢いがあり、先行力と立ち回り力を持っていて侮れない。ただ、春から使い詰めで状態面が心配なのと、初の中山がカギか。


8番レッドファルクス
昨年の覇者。今年3戦もまずまずの競馬だし、最近は海外遠征を除けば馬券内から外れていない。後方からの競馬なので、届かなかったり捌けないリスクは有るが、安易に切ることはできない。


9番メラグラーナ
外差しができれば好走する馬。
ので、この枠は非常に微妙。この馬より外にいる馬のうち、何頭かは先行するだろうから、スムーズに走れるかどうかに疑問がある。しかも外を回すと、今の中山では届かない可能性大。


10番ビッグアーサー
9ヶ月の休み明けだが実績は十分。昨年の当レースは内で何も出来なかったので、条件は好転している。鉄砲実績も有るし、侮れないかも。


11番モンドキャンノ
短距離に矛先を向けた前走は、追走に手一杯だった。元々好走時はペースがゆったりしていたし、それなりのペースになりそうな当レースは厳しそう。


12番ブリザード
香港でG1に手が届いておらず力は足りないかもしれないが、それは日本勢も同様。前走から斤量が3キロ減って、どこまで持ち時計を詰められるか。


13番ファインニードル
3走前にMデムーロが乗り始め、3走前・前走と鮮やかな勝利。特に3走前は、坂のある阪神で破格の好時計勝ちだった。今回は外枠になり、内枠に先行勢が揃っているので、前付けが困難な点が気になる。もちろん、Mデムーロの乗り代わりもマイナスだろう。


14番ネロ
前走・前々走を見ると、昨年の良い出来に戻っていない様子。ここも厳しそう。


15番シュウジ
今回は横山典に乗り代わって差してきそう。ただそれで爆発的な末脚が使えるかどうか。外を回されて厳しい戦いになりそうだ。


16番ダンスディレクター
大外枠は痛いが、一番最後のゲート入りになって出遅れる確率は減りそう。
ただ、今の中山では大外一気は決まりづらい。追い込むも届かずで終わりそう。



【最終結論】
◎はワンスインナムーン。今の短距離界のトレンド?どおり、この馬がここで初重賞制覇を達成しそうだ。


▲はラインミーティア。イチかバチかで内から差してくるだろうけど、嵌る可能性は十分有る。


〇はセイウンコウセイ。上位人気馬の中では、この馬が一番死角が少ない。


以下、無欲の逃げで残り目があるフィドゥーシア、短距離で安定した戦績を誇るレッドファルクス、前に付けられれば粘りそうなブリザード、外差し可能かは微妙だが中山は得意なメラグラーナを抑える。


◎ワンスインナムーン
▲ラインミーティア
〇セイウンコウセイ
△フィドゥーシア
△レッドファルクス
△ブリザード
△メラグラーナ