【レース展望】

今日は東京記念を予想する。
大井の長距離重賞(2400以上)は、春の金盃と本レースのみ。特殊なレースであるため、それぞれのレースで好走実績の有る馬に注意したい。
また、フルゲートで行われた東京記念の過去5回(2002・2003・2010・2011・2015年)の結果のうち、1~3着までの着順と、枠番馬番との関係は以下のとおり。

2002年
1着:2枠4番
2着:3枠5番
3着:3枠6番

2003年
1着:6枠12番
2着:4枠8番
3着:7枠13番

2010年
1着:6枠11番
2着:3枠6番
3着:5枠10番

2011年
1着:5枠9番
2着:4枠7番
3着:6枠12番

2015年
1着:1枠2番
2着:3枠6番
3着:7枠14番

8枠は皆無。サブノクロヒョウとドラコンエアルは相当厳しい。



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【出走全馬ワンポイント評価】
1番カツゲキキトキト
休み明けの前走の結果は不満だが、それ以前の交流重賞等での成績を考えるとここでは力上位。どれだけ一叩きされて変わっているか。


2番キタノイットウセイ
相手なりに走る馬だが、自己条件でも勝ち切れない。ここも厳しい。


3番ウマノジョー
今年の金盃・ダイオライト記念で好走したとおり、長距離が得意な馬。斤量が一気に58キロとなるのは辛いが、山本聡を配してここも上位争いできそう。


4番バルダッサーレ
昨年の東京ダービー馬だが、今回は10ヶ月ぶり。まずは静観が妥当、、、と考えていたら、出走取消。


5番ユーロビート
昨年及び2014年の覇者(2015年は2着)。南関東の長距離重賞(2400以上。ダイオライト記念を含む)では安定して走っている。堅軸だ。


6番タマモネイヴィー
近走、相手なりに堅実に走っている。ここも大崩れは無さそう。


7番キープインタッチ
転厩後、連敗しているが、4走前の金盃で4着に健闘。うまく脚を溜める事ができれば。金盃から斤量が据え置きなのもプラス。


8番ディアドムス
JRAからの転厩初戦。オープン後は連敗しているが、3走前のマーチSにて小差で走っているし、交流重賞勝ちの実績は怖い。


9番ヴァーゲンザイル
最近はただ廻って来るだけ。ここも厳しい。


10番ストゥディウム
近走、距離がバラバラな上に大敗続きだが、実は昨年の2着馬。再度逃げの手に出られれば面白いが、他にも前に行く馬がいそうなので、厳しい。


11番ジャーニーマン
今回の逃げ候補。ただ、成績が示す通り、川崎向きの馬。


12番グルームアイランド
この馬も近走安定して走っている。一昨年の報知オールスターカップの勝ち馬であり、他の地方勢とならば十分戦う事が可能。


13番キングニミッツ
掲示板を外したのが一度だけという超堅実派。また、近2走は圧勝で、特に2走前はキタノイットウセイに楽勝。ここも手堅く走ってきそう。


14番デュアルスウォード
最近はただ廻って来るだけ。ここも厳しい。


15番サブノクロヒョウ
重賞では大敗続き。ここも厳しい。


16番ドラゴンエアル
ホッカイドウ競馬移籍後、ようやく順調に使えるようになった。一昨年の金盃の2着であり、重賞実績も申し分ない。実力上位だが、痛恨の大外枠、、、、



【最終結論】
◎はキングニミッツ。近走の勢いに加えて、大井コースに適性が有る。馬場が悪化していても問題ない。4歳で本格化した可能性も有る。南関東重賞初挑戦だが、侮れない。


▲はキープインタッチ。金盃での好走歴を買う。しかも、金盃で負けた馬がそれぞれ斤量増(ユーロビート:57→58キロ、ウマノジョー:52→58キロ)なのに、この馬は上記の通り据え置き。美味しい。


〇はユーロビート。ゆったりと走れる大井コースはこの馬にとってベスト。枠も良い。


以下、地力と好枠を活かしたいカツゲキキトキト、JRAオープンでの実績を買ってディアドムス、堅実な末脚のタマモネイヴィー、斤量増はキツいが長距離戦では堅実に走るウマノジョー抑える。


◎キングニミッツ
▲キープインタッチ
〇ユーロビート
△カツゲキキトキト
△ディアドムス
△タマモネイヴィー
△ウマノジョー